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『緊急性が無いと思った』児童相談所職員の認知バイアス

認知バイアスニュース
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今回トレンドにも上がっている #緊急性 #児童相談所 関連記事で

こちらを見て、結論として『児童相談所の機能というよりも職員大丈夫か?』と思った方は少なくないのではないでしょうか?

今回は、この記事の中でも認知行動について掲載をしていきます。

児童相談所とは?

児童相談所とは、まとめて述べると『こどもや親の為の相談施設』という事ですが、以下に厚生労働省の児童相談所についての概要を抜粋して掲載します。

第1節   児童相談所の性格と任務
1. 児童相談所の設置目的と相談援助活動の理念
(1)  児童相談所は、市町村と適切な役割分担・連携を図りつつ、子どもに関する家庭その他からの相談に応じ、子どもが有する問題又は子どもの真のニ-ズ、子どもの置かれた環境の状況等を的確に捉え、個々の子どもや家庭に最も効果的な援助を行い、もって子どもの福祉を図るとともに、その権利を擁護すること(以下「相談援助活動」という。)を主たる目的として都道府県、指定都市(地方自治法(昭和22年法律第67号)第252条の19第1項の指定都市をいう。以下同じ。)及び児童相談所設置市(児童福祉法(昭和22年法律第164号。以下「法」という。)第59条の4第1項の児童相談所設置市をいう。以下同じ。)(以下「都道府県等」という。)に設置される行政機関である。
(2)  児童相談所における相談援助活動は、すべての子どもが心身ともに健やかに育ち、その持てる力を最大限に発揮することができるよう子ども及びその家庭等を援助することを目的とし、児童福祉の理念及び児童育成の責任の原理に基づき行われる。このため、常に子どもの最善の利益を考慮し、援助活動を展開していくことが必要である。
                   厚生労働省HP:第1章 児童相談所の概要より抜粋

こちらのマーカーを引いた部分、子どもに関する家庭その他からの相談に応じ、子どもが有する問題又は子どもの真のニ-ズ、子どもの置かれた環境の状況等を的確に捉え、個々の子どもや家庭に最も効果的な援助を行い、もって子どもの福祉を図るとともに、その権利を擁護すること(以下「相談援助活動」という。)ですが、この中にも子供の置かれた環境の状況等を的確』に捉えという文章もあるのですが、今回の場合的確』に捉えられていたでしょうか?

大人ならまだしも、小学6年生の女児が夜中3時に訪れてくることに、果たして本当に緊急性が無いと言えるのでしょうか?

これは的確ではないでしょう。

そもそも、昨今児童虐待や児童関連のニュースが多い中、その状況を見て緊急性が無いと言えてしまうことは、認知バイアスによって大きくゆがめてしまったのではないでしょうか。

 

この認知バイアス、人間ならばだれしも起こりうることではあるので、非常に注意が必要です。

それでは、次に認知バイアスについて、簡単に触れていきます。

 

認知バイアスとは?

認知バイアスは心理学の中でも、認知心理学であったり、社会心理学であったりというところに分類されるものであり、事実(法的、事例的)を歪めてしまう可能性が有る、人間特有のものです。

結構、ほとんどん人間は認知バイアスであると思ってもいいくらい身近にいるのです。

例えば、認知バイアスの中には複数種類があり、集団で生じる場合と、個人で生じる場合ともある。

実際に複数の認知バイアスについてみていきましょう。

もしかしたら思い当たる節もあるかもしれません。

認知バイアスの種類

一貫性バイアス

過去にそのような態度や行動をとっていない人の行動が一貫してそうであったかのように記憶させてしまうもの。

自己中心性バイアス

自身の『こうでありたい』という欲求が自分の置かれている状況と一致しないことを防ぐために誤った認知記憶をしてしまうもの。(自分の人物像を良い方に歪ませる)

内集団バイアス

ある集団を『こうだ』と自分たちのいいように定義し、その集団を他の集団より長けていると評価してしまうもの。(客観的・具体的証拠や論理が無い場合が多い)

後知恵バイアス

過去に起こったことが全て自分は予測していたように感じるもの。(まあ、俺はわかってたけどねのような感じ)

確証バイアス

個人の先入観で判断した他者の情報で塗り固めてしまうもの。

根本的な帰属の誤り

状況などを過小評価して、個人の特徴や特性を過大に評価してしまう。

正常性バイアス

自分にとって何らかの被害が予想される場合でも自分にとっての都合が悪い情報を無視するまたは過小に評価してしまい、問題ないと思い込んでしまうもの。

アンカリング

起こった事柄が与えられたヒントに引きずられてしまうようなもの。

保守性

新しいものが来た時に、自分の固定観念に固執し、変化するのに時間を要するもの。

 

こちらで挙げたような現象が認知バイアスにて発生してきます。

では、今回の児童相談所職員の件に照らして考えてみましょう。

 

今回の認知バイアスは

今回は複数の認知バイアスが絡んでいるのですが、その中でも職員が話しているとされている内容に「女児の見た目や言動から緊急性がないと思った」と発言をしている事から、根本的な帰属の誤りもしくは正常性バイアスが強かったように感じます。

女児の見た目や言動で判断をしたものの、現実問題として夜中3時に訪れているわけです。しかし、この時に認知バイアスが起きており、頭の中では『問題ない』という認知がされたもしくは、自分が対応をすることを考えてしまい、都合が悪い情報を無視して問題ないと思い込んだという両極が考えられるでしょう。

では、結論に移ります。

 

結論

結論としては人間の認知はあいまいでいい加減なものであるという事です。

傍から見れば、問題があることに間違いはないのですが、人間とはそのように自分の都合で認知を歪めてしまう生き物なのです。

今回の件で警察に保護してもらえたので、大事にはならなかったのかもしれないが、確実に危険な判断であったと言わざるを得ないでしょう。

 

今後そのような事が起こらないように対策を講じていくことが求められます。

 

また、人間の判断なんてものはあいまいで、いいようにすり替わっている可能性の方が高いという今回の『認知バイアス』を意識して、一度『自分の考えが客観的に間違っていないのか』という事を立ち止まって考えてみることも重要であります。

 

今回は、『緊急性が無いと思った』児童相談所職員の認知バイアスについて掲載をしました。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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